チャリナビ - Charity NAVI

BAR_2
Dscf0018

団体概要

NPO法人 DGC基礎研究所(通称DGCbase)は、様々な専門分野の研究者が会員として集まり、科学の普及啓発や科学的な問題解決についての活動を企画、支援するサイバーシンクタンクです。一般の方から見るとDGCbase は「研究者集団」への窓口となり、研究者の方にとっては社会に対する窓口、つまり営業部としての役割を担っています。

チャリプラからのオススメコメント

様々な専門分野の研究者が、科学の普及啓発や科学的な問題解決についての活動を行うDGC基礎研究所。私たちの身の回りにおこる複雑かつ解決の困難な社会的課題に、さまざまな専門性を持つ研究者たちが集い、多様な知識を活用して解決策を議論するスタイルがこの組織の最大の特徴です。

代表者からのメッセージ

Dscf0197

事務局長・邑瀬章文

 DGC基礎研究所は、様々な専門分野の研究者集団が、科学の普及啓発や科学的な問題解決についての活動を企画、支援するサイバーシンクタンクです。

 団体設立のきっかけとなったのは、1996年に発足した複雑性科学の勉強会です。大学・企業・団体・個人を問わず全国からおよそ200名のあらゆる分野の研究者が集まり、議論を深めるという趣旨の勉強会です。DGCとは“Discussion Group on Complexity”(複雑性議論集団)の頭文字を取ったものです。

 現在、環境問題ひとつを取り上げてみてもわかるように、社会で問題になっている出来事は、ひとつの専門分野で解決することは到底不可能な状況で、さまざまな問題が密接に絡み合って問題を引き起こしているのが現実です。そうした問題に取り組むために、あらゆる分野の研究者がチームを形成し、問題解決に当たれば、今までとは違う形で問題解決の糸口が見つかるのではないかと考え、2002年にNPO法人として活動を開始しました。

 例えるならば、総合病院の専門の医師を紹介するようなものです。病気になると、まずは近くのかかりつけの医院に行くでしょう。それがDGC基礎研究所であり、医師に当たる人が窓口である「研究コーディネーター」です。その病気はどの分野の担当なのかを医師が見極め、必要があれば総合病院の適切な専門の方を紹介する、つまり最適な研究者を紹介して問題解決に当たる、という仕組みなのです。一般の方々に向けては、シンポジウムやセミナー、研究会などの講師として適任の方を紹介するということもやっています。また研究者にとっては、違う分野の研究者とのつながりができるということで、専門分野の学会の枠を飛び越えた共同研究者探し、または、テーマの開拓などができるのです。

 また、DGC基礎研究所が主体となって活動することもあります。一例を挙げますと、2004年から3年間、トヨタ環境活動助成プログラムの援助を受けて、中国の酸性雨問題と内モンゴル耕地のアルカリ土壌化問題の解決を、日中の研究者が共同で行いました。

 様々な分野の専門家がいて、その専門家たちがチームを組んで、社会環境の問題解決に当たるというのは、国内では他に類を見ないものですし、世界的に見ても稀な団体だと思います。

 その他、特長としては、幅広い知識を持っている研究コーディネーターが実際の現場に駆けつけ、状態を把握した上で、実際の解決策を提案できるといった機動力のある研究者という点でも、他には真似できないものでしょう。

 DGC基礎研究所があることで、研究者は他の雑事に囚われずに基礎研究の方に時間を割ける、また、博士の学位を取得しながら定職に就けないポストドクターには活躍の場を提供できるなどのメリットがあるのです。さらに、特許を取得する際の弁理士との間の専門用語の通訳として、また、理系の弁護士も在籍しているので、専門知識・用語による障壁も解決できますし、広告代理店に勤める会員もいる関係で、一般に研究成果や活動を広めるための方法を提案することも可能です。

 今まで研究者というと引きこもって社会と隔絶された中で、仕事をするというイメージがありますが、研究者を柔軟に組織化することで、社会問題の解決のために、社会貢献の一環として、外に向けて研究領域を求めることが可能になったのです。

 これによって子どもたちには最先端の科学技術研究に触れる「生きた教育」の場を提供できます。また多様な人々の多様な価値観に日常的に触れることは、「いじめ」や「引きこもり」を生み出す「横並び主義」や「社会的閉塞感」の弊害を防ぐ場として貢献できることも期待できます。当団体は、このような研究・普及活動を通じて、豊かで多様な社会の創造に貢献することを目的としています。

 今後は、まずは実績をひとつひとつ積み重ねていきながら、専任の研究コーディネーターを増やして、活動を広げていきたいと考えています。そのために活動をご理解いただき、多くの方々・企業・行政からのご支援ご協力をいただければと思います。

団体情報

所在地 561 - 0802 大阪府 豊中市曽根東町1-5-13
連絡先 06 - 6857 - 2682 / murase@dgcbase.jp
(担当者:邑瀬 章文)
設立年月日 2002 年 6 月
活動エリア 日本-大阪