私たちは、盲ろう者(視覚と聴覚に障害を併せ持つ者)に対して、盲ろう者の福祉を増進する事業を行い、盲ろう者の自立と社会参加を促進することを目的としています。地域交流や情報交換の場を設け、通訳・介助者の養成ほか各関係機関に啓発を行うなど広く活動しています。
視覚と聴覚の両方に障害のある「盲ろう者」を対象とした支援団体、東京盲ろう者友の会。東京を拠点に、都内に1000~2000人いる盲ろう者を支援する唯一の団体です。また、全国初の盲ろう者に対する通訳・介助者派遣事業を実施するなど、視覚と聴覚の両方で困難にある人々に、他者とのコミュニケーションの場を提供しています。
理事長 藤鹿 一之
私が全盲ろうの盲ろう者になってから20年以上が経ちました。 この20年、楽しかった事、辛かった事、色々な事がありましたが、今、こうして元気でいられるのは様々な面で盲ろう者の藤鹿を支えて下さった方々のお陰だと思っています。支援をして下さった皆さんに感謝しております。2009年5月、台東区の浅草橋に東京都盲ろう者支援センターが設立されました。 支援センターでは盲ろう者自立支援訓練(コミュニケーション訓練、生活訓練、パソコン等、電子機器活用訓練)等、盲ろう者が社会参加と自立を果たせるよう、盲ろう者を支援する事業を行っています。 また、盲ろう者が社会参加と自立を果たすためには盲ろう者向け通訳・介助者の存在が不可欠です。 当会では東京都からの委託金による、盲ろう者向け通訳・介助者派遣事業を実施し、登録盲ろう者に対し、通訳・介助者を派遣しています。現在、この派遣事業に登録している東京都在住の盲ろう者は117名です(2013年8月1日現在)。 登録盲ろう者数は徐々に増えていますが、東京都にはおよそ2千人の盲ろう者が存在すると言われています。1日も早く、まだ社会から断絶されている盲ろう者の救済をしなければならないと思っています。 ・盲ろう者の発掘。 ・今後、主軸として盲ろう者友の会の活動に参加してもらえる盲ろう者の育成 ・通訳・介助者だけではなく、様々な分野で盲ろう者の支援者を増やす。 ・派遣事業とセンター事業をさらに充実させる。 目標は沢山ありますが、友の会の理事や支援センターの職員だけでは1つも目標を達成することはできないでしょう。 皆さんのご支援とご協力を得られなければ1歩も先に進めません。皆さんと共に「盲ろう者福祉の未来図」を描いていければと願っています。 盲ろう者の皆さん。 たとえ、目と耳が不自由な盲ろう者でも辛い事ばかりではありません。 きっと楽しい事も沢山ありますよ。一緒に頑張りましょう! 支援者の皆さん。 盲ろう者福祉を向上させていくためには支援者の皆さんのお力が必要不可欠です。 今後ともご支援、ご協力のほど、よろしくお願いします!所在地 | 111 - 0053 東京都 台東区浅草橋1-32-6 コスモス浅草橋酒井ビル2階 |
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連絡先 | 03 - 3864 - 7003 / tokyo-db@tokyo-db.or.jp (担当者:佐藤 弥恵子) |
設立年月日 | 1991 年 4 月 |
活動エリア | 日本-東京 |
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