チャリナビ - Charity NAVI

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団体概要

日本の伝統的な知恵の探求と21世紀に活かす、持続可能な社会を維持するグリーン経済のあり方、環境と経済の統合、環境力ある経営者の発掘、憲法へ環境原則の導入、企業における環境経営への支援などを行っています。地球の有限性と環境の破壊とが明確になってきた今、経済活動をする上で何が重要かの尺度を再構築、価値観を反映し、現在の制度のどこを変えるべきかを検討・提言、環境の世紀に必要な技術の革新を応援、の3つを主体に活動しています。

チャリプラからのオススメコメント

環境問題に関する政策提言、調査・研究、国際交流などの活動で強みを見せる環境文明21。この団体の強みは、行政に対する発信力の大きさだけにとどまりません。同じ環境問題と向き合う他のNPOとも積極的にキャンペーン等で連携し、さらに大きな政策提言活動や社会変革を実現しようとしている団体です。

代表者からのメッセージ

加藤三郎近影

共同代表 加藤三郎、藤村コノヱ

 環境文明21は、環境と経済と人間社会のバランスを保ちながら、価値観や制度の変換等、根底からの変革による持続可能な文明社会の創造を目指す団体です。

 昨今の日本の状況、また世界を取り巻く環境を俯瞰して見てみると、地球温暖化をはじめとする環境問題、次世代を担う子どもたちの教育問題、貧困、労働、格差など、都市の効率性と物質的豊かさだけを追求し、20世紀に根を張った大量生産・大量消費による経済システムの歪みや無理が、この21世紀になって地球規模の悪影響=“文明の病”となって露見してきています。

 私たちは、こうした文明の病に対処するためには、便利さや物質的豊かさのみを追求してきたこれまでのライフスタイル、そうした欲求を満たしてきた大量生産・大量消費の経済システムそのものを根底から見直すことが重要であり、価値観や制度を変えない限り、根本的な問題解決にはならないと考えています。

 環境文明21は、1993年9月に前身である「21世紀の環境と文明を考える会」として発足しました。環境問題が、経済・社会・ライフスタイルなど、文明のあり方と密接な関係にあるとの認識のもと、環境と文明の関係について幅広く調査研究し、日本だけでなく世界の環境の質の維持・向上に向け、21世紀の新たな文明のあり方を探求することを目的としています。

 共同代表として、加藤と藤村の2人で団体を先導しておりますが、そもそも加藤は厚生省、環境庁で公害・環境行政担当し、地球温暖化防止行動計画の策定、地球サミットへの参画などを経た役人出身で、地球温暖化が文明の危機であると痛感し、自由な発想・発言を求めて退官、団体の設立と動いた人です。また、藤村は小学校教師、環境庁臨時職員、団体職員、環境コンサルタント等を経て“草の根”的な活動を通して、人間・社会的側面からの持続可能な社会づくりを目指し、団体設立に関与してきました。ある意味、両極端な経歴・視点を持つ2人が代表として団体を運営しているということは他にはない団体の特色ですし、価値観や制度の変換を目指して継続的に活動している団体という意味においてもユニークな団体だと思います。

 私たち団体の基本理念に基づく活動は大きく3つに分かれます。1.地球環境の有限性と環境破壊とが明確になってきた今、人が生活し続け、経済活動をする上で何が重要かという価値観を再構築すること、2.その価値観を反映して現在の制度のどこをどう変えるべきかを検討し、提言していくこと、3.環境の世紀に必要な技術の革新を応援すること、です。

 その根本理念に基づく活動に沿い、いにしえの時代から日本に存在している伝統的な知恵の探求とその知恵を21世紀に活かす方法、持続可能な社会を維持する経済(グリーン経済)のあり方の探求、環境と経済の統合、「環境力」のある経営者の発掘、憲法への「環境原則」の導入、企業における環境経営への支援など、多岐に渡り、多彩なプロジェクトを実施しています。

 私たちの団体の趣旨に賛同し、支援していただいている会員の方々は600人を超えます。年齢も、職種もさまざまです。そんな多彩な会員で構成されているからこそ、リアルな生活に密着した意見が飛び交い、混沌とした多種多様な意見の中からキラリと光る“幸福な未来への本質”が誕生するのです。

 20世紀に作ってしまった“文明の病”は簡単には治癒しません。地球温暖化、資源エネルギーから環境エネルギーへの転換、社会や人とのつながりが希薄となった人間関係の危機、特に子どもたちの危機、労働環境の在り方、格差社会における貧富の差など、一筋縄ではいかない問題が山積みなのは確かです。

 しかし、ひとりひとりの意識の中には「何とかしなくては」という気持ちがあるのもまた確かなのではないでしょうか? その想いを集めれば大きな力となります。あきらめのムードではなく、一歩踏み出して自発的にできることからやっていこうというムードに変えていきましょう。それがひいては社会全体のムードを変えていくことにつながり、価値観の変換、制度改革へとつながっていくのです。

 根本を大きく変えていく原動力になり得るのは、経済的力を持った組織、個人がまずは動くことです。企業の社会的責任(CSR)そして、地域の社会的責任を果たしてこそ、幸せで豊かな21世紀が訪れます。物質・効率至上主義の20世紀から、豊な心と自然環境至上主義の時代への転換期です。精神、心の自由があってこそ、文明が持続していくのです。

 本当に豊かな社会の実現のために、価値観の転換から制度改革へ。そのミッションのために私たちは広く活動し、支援者と一緒に活動を行っています。私たちと一緒に新たな文明を築いていきましょう。


団体情報

所在地 145 - 0071 東京都 大田区田園調布2-24-23-301
連絡先 03 - 5483 - 8455 / goto@kanbun.org
(担当者:後藤 文恵)
設立年月日 1993 年 9 月
活動エリア 日本-全国、事務所は東京。