チャリナビ - Charity NAVI

認定特定非営利活動法人
JUON(樹恩) NETWORK

自然をまもる


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団体概要

都市と農村漁村が相互に必要とし支えあえる社会を目指し活動している団体です。
 力を入れている森林保全活動では、森の手入れを学ぶ機会や、間伐材を利用した割り箸の普及活動など、広い視点で活動をしています。

チャリプラからのオススメコメント

大学生協の呼びかけで始まったこの団体は、阪神・淡路大震災の支援活動を通じ、ボランティア活動の大切さと、都市と過疎地域のつながりの大切さををより実感してきており、現在の活動にもその想いは引き継がれています。 都市と過疎地域が多くなっている農村漁村がつながって、自然と共生する持続可能な日本の将来を目指している団体です。

代表者からのメッセージ

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理事・事務局長 鹿住 貴之

 JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)は、大学生協の呼びかけで1998年に設立されたNPO法人です。大学生協が、廃校を活用したセミナーハウスの運営や、阪神・淡路大震災の支援活動をする中で、過疎地域に住む人々と出会ったことが始まりです。都市に住む人と過疎地域に住む人の交流が生まれました。

 「樹恩」とは、宮大工の棟梁であった故西岡常一氏の著書にある「今になって、緑や、自然やゆうても・・・・・・。ところが、このことにお釈迦様は気がついておられた。『樹恩』ということを説いておられるんですよ、ずっと大昔に。それは木がなければ人間は滅びてしまうと。」という文章から使わせていただいた言葉です。

 主に過疎化によってもたらされた問題の解決に取り組んできましたが、最も力を入れているのが森林保全活動です。過疎高齢化等によって担い手が減り、手入れ不足に陥って荒れている日本の森林を守るため、森林ボランティア活動を行ってきました。その入り口の企画である「森林の楽校(もりのがっこう)」(全国15ヶ所)や「森林ボランティア青年リーダー養成講座」(東京・兵庫)等を行っています。

 また、「国産間伐材製『樹恩割り箸』」の普及推進を行ってきました。「環境を守るのに割り箸?」と思われるかもしれません。しかし、日本の森林が手入れをされるようになるためには、木が適切な価格で利用されることが大切です。外国から来る外材ではなく、間伐材、地域材、国産材と呼ばれるような、なるべく近くの山の木を使う必要があります。なお、製造は福島、群馬、埼玉、東京、広島、徳島の知的障害者施設にお願いしており、障害者の仕事づくりにも協力しています。

 その他、高齢化して大変な農家のお手伝いをしようと、援農体験プログラムとして「田畑の楽校(はたけのがっこう)」(全国2ヶ所)も行っています。

 そもそも、食べ物や家を建てる木材等、都市の暮らしは農山漁村に支えられています。きれいな水や空気は健全な森林から生み出されるのです。一方、食べ物や木材を買う人がいなければ、農山漁村の人々は農地や森林の手入れを続けることができません。このように、都市と農山漁村は、お互いに支え合っています。このような当たり前のことを、わたしたちはつい忘れてしまいがちです。

 社会がグローバル化した現在では、様々なものが外国から入ってきます。より近くの農山漁村から食べ物や木材等が入ってくる方がエネルギーの使用量が少ないため、環境的にも負荷が少なく、農山漁村の生活を支えることにもなるのですが。

 日本のかつての暮らしは、自然と共生した持続可能なものでした。農山漁村には、その暮らしがまだ残っています。しかし、過疎化によって自然を守る人が減り、森林や農地が荒廃しています。一方、最近では農山漁村に価値を見いだす人が増え始め、都市に暮らす人の中にも、農山漁村に通ったり、移り住んだりする人が出てきました。

 JUON NETWORKは、都市と農山漁村の人々をつなぎます。交流しながら、森林を守る活動や農家のお手伝いを行っています。このような活動を通して、社会を持続可能にするための新しい価値観とライフスタイルが生み出されると考えているのです。

 そう、都市と農山漁村がつながるところから、未来が始まります。

団体情報

所在地 166 - 8532 東京都 杉並区和田3-30-22 大学生協杉並会館内
連絡先 03 - 5307 - 1102 / juon-office@univcoop.or.jp
(担当者:松本 貴久)
設立年月日 1998 年 4 月
活動エリア 秋田、福島、群馬、埼玉、東京、山梨、新潟、富山、岐阜、和歌山、京都、兵庫、徳島、香川、高知、長崎