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団体概要

AAR Japan[難民を助ける会]は、日本で生まれた国連公認の国際NGOです。
 1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で発足して以来、活動の分野や地域を広げながら、これまで世界60ヵ国・地域に支援を届けてきました。
 多くの皆さまからのあたたかいご寄付に支えられ、現在は14ヵ国で、緊急支援、障がい者支援、地雷対策、感染症対策、啓発(国際理解教育)を中心に活動を行っています。
 2011年からは東日本大震災の被災者支援も実施しています。1997年にはAARが中心メンバーのひとつである地雷廃絶国際キャンペーン(ICBL)がノーベル平和賞を受賞しました。
 国税庁から認定を受けた認定NPOです。

チャリプラからのオススメコメント

79年に難民支援を目的とする日本初の市民団体として設立した難民を助ける会。これまで50カ国以上で活動をしてきた本団体は、世界をフィールドに活躍する日本を代表するNGOのひとつです。地雷対策の分野で特に活躍しており、高い評価を受けています。その活動を本会の前理事長が絵本にした『地雷ではなく花をください』は、日本中に多数の読者を獲得し、すそ野の広い支援者層を築いていることもこの団体の強みです。

代表者からのメッセージ

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理事長 長 有紀枝

 難民を助ける会は、その名の通り、内外の難民を助ける団体として、今年(2008年)で96歳を迎える会長の相馬雪香が、1979年に設立されました。その原点となるのは、1970年代後半に、インドシナ難民が世界に向けて助けを求めた時に、国際世論から「日本人は難民に冷たい」と言われたことがきっかけでした。日本は、資金援助は行うけれども、わずか3名しか難民を受け入れていなかった(当時)ことを指摘されたのです。

 本来、私たち日本人は「困った時はお互い様」という善意の精神が昔から心に宿っています。非難を浴びせる国際世論に、日本人らしい善意の精神を示そうと、最初は「インドシナ難民を助ける会」として設立をした団体も、1984年にはアフリカ、1991年には旧ユーゴなど、その活動の地域は増えていきました。1984年にアフリカの支援を本格的に始めたのを機に、「難民を助ける会」という現在の団体名に改称しました。今年(2008年)11月より創設30年目の活動に入ります。

 設立当時から比べれば、NGOの状況も時代とともに大きく変化してきました。それとともに、難民を助ける会の活動も変化してきています。最初は災害や紛争が勃発した時に難民や被災者に対する緊急支援だけだったものが、今では広義で難民=困っている人々を支援する団体に成長しています。緊急支援のために援助に入った場所も時を経るとともに、緊急支援だけではなく、障害を持つ人たちへの自立支援、また地雷対策として、対人地雷廃絶や地雷除去支援、地雷被害者支援など活動範囲は広がっています。さらには、マラリアの予防、エイズ対策などへ発展しています。現在ではカンボジア・ラオス・ミャンマー(ビルマ)・アフガニスタン・タジキスタン・ザンビア・アンゴラ・スーダンなどに広がり、難民を助ける会が活動した国と地域は50を越えました。

 難民を助ける会が30年の歴史を持つと言えども、世界のNGOと比較すればまだまだ小さい団体です。そこで私たちは、とにかく一番困難を強いられている人々を、善意を持って支援するということを心がけています。障害者自立支援は、具体的には1電気製品の修理、2縫製、3オートバイの修理といった職業訓練、車イスの製造と配布、障害者自助組織の能力強化、理学療法に基づくリハビリテーション治療、障害児支援団体との協力など多岐にわたっています。

 また地雷対策では、1996年より対人地雷廃絶キャンペーン絵本『地雷ではなく花をください』シリーズ(自由国民社)を刊行(58万部)するなど、積極的に地雷問題に取り組み、対人地雷禁止条約が採択された1997年には地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)のメンバーとして、ノーベル平和賞を共同受賞した実績があります。

 しかし世界にはまだまだ数多くの問題が山積みされています。難民を助ける会の原点は、支援活動を通じて、海外の難民だけではなく、支援する側の日本人にも「気付き」と善意の心を開く、日本を世界の孤児にしない、難民を助ける会の活動を通じて、日本社会に国際協力の波を起こす、ということです。

 今後も現在の活動は続いていきます。しかしそれだけに留まらず、現場での活動を生かし、人道問題に関する政策提言などにも取り組んでいき、国際社会の中で私たち日本人ひとりひとりが「困った時はお互い様」の善意の精神を外に向け、社会に風を起こすべく役割を果たしていけるように国内外で活動を行っていきたいと思います。私たちには関係ないと他人事だと思わずに、常に心のスイッチだけはONにしておいてほしいです。いつか必ずあなたの善意が力になる時がくるはずですから。


団体情報

所在地 141 - 0021 東京都 品川区上大崎2-12-2 ミズホビル7階
連絡先 03 - 5423 - 4511 / pubad@aarjapan.gr.jp
(担当者:内藤 裕子)
設立年月日 1979 年 11 月
活動エリア ラオス カンボジア ミャンマー パキスタン アフガニスタン タジキスタン トルコ スーダン 南スーダン ケニア ウガンダ ザンビア ハイチ 日本 - 岩手県、宮城県、福島県