チャリナビ - Charity NAVI

20100401センター全景
ミニさいたま2010全景

団体概要

子どもたちの「生きるチカラ」を大切に、子どもが豊かに育つ地域社会をつくっていきたいと私たちは、考えています。子育て支援や年齢を超えた遊びのほか異文化交流、感動を分かち合う体験、芸術文化、自然、情報ネットワークなどを中心に、子どもたちが感性豊かに育つための活動をすすめています。

チャリプラからのオススメコメント

子どもが豊かに育つ地域社会・日本社会の創造を目的とする子ども文化ステーション。子どもたちの生きる力を最大化するために、リアルなコミュニケーションを通じたさまざまな活動を実施しています。その中でも特に、子どもの芸術文化体験の企画力がこの団体の強みです。芸術鑑賞やワークショップの企画を日本各地で開催できるよう、各地の団体に企画モデルを広く紹介しています。

代表者からのメッセージ

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代表理事 武藤定明

 子ども文化ステーションは、子どもの多種多様な文化活動・体験活動を企画運営することにより、子どもが健全かつ豊かに育つ地域社会・日本社会の創造を目指す団体です。

 今の日本社会は、次世代の日本を担っていく子どもたちの育ちにとって厳しい環境といえます。便利な生活環境と引き換えにバーチャルな文化環境が侵食し、豊かな心の成長にとって大切な、人と人とのふれあいも含めた実体験の乏しい危機的な状態です。

 私自身、大学時代に「子ども劇場」の活動と出会い、長年、子どもNPOに関わり「NPO法人子ども劇場全国センター」の事務局長を務めた中で培ったノウハウを、もっと広く社会の中で役立てたいという思いがあり、2005年に「NPO法人子ども文化ステーション」を立ち上げました。また、共同代表の三島由香さんは、日本での幼稚園教諭の経験を生かし、中国・内モンゴルにおける日本の教育システムを活かした幼稚園(思徳幼稚園)の設立に携わった人です。内モンゴルの子どもたちと日本の子どもたちの異文化交流は大切で、ふれあいを通して豊かな心を育みたいと思っています。

 法人の活動内容は、大きく5つ。①子育て支援 ②子どもの異文化交流 ③子どもの芸術文化体験 ④子どもの体験・社会参画 ⑤子どもと高齢者の交流です。

 ①子育て支援は、地域福祉の向上を目的に、さいたま市の補助を受けて「子育て支援センターさいたま北」の市の施設の運営をすすめています。週5日間の開館の中で、日々現場の子育て中の親子とともに、今の子育て支援の課題を捉えながら、この施設を拠点に、多様な講座やワーク・フェスティバルなどの活動を実施し、新たな企画も発信しています。

 ②子どもの異文化交流は、共同代表の三島さんが携わった、中国内モンゴルの思徳幼稚園との交流が中心です。思徳幼稚園の子どもたちの来日による日中子ども交流、内モンゴル(幼稚園視察&草原体験)と北京視察ツアー、日中子ども交流WEBの開設などを行っています。そして、2008年3月には、地球環境保全のテーマも大切に考えた「中国内モンゴルにおける『日中子ども交流の森づくり』のための子ども植林」のプロジェクトを、中国と日本の子どもたちなど239名の参加で実施しました。このプロジェクトは、今後も継続していきます。

 ③子ども芸術文化体験では、0123歳の子どもを対象に、子どものはじめての舞台との出会い「シアタースタート」を実施しています。これは、2007年度にさいたま市の協働のモデル事業として企画提案し実施され、その成果を受け今年はさいたま市の本事業として採用されました。そして、これを機にソフトの並行展開として全国規模に広がりも見せています。このプロジェクトは、単なる芸術文化の振興でなく、“福祉・子育て支援政策の一環”として捉えたところに、大きな意味があります。
 このプロジェクトも含め、子どもの芸術文化体験へのこだわりはプロが実演する“本物”を子どもに届けるということです。子どもの感性は鋭く、優れています。子どもだましのものではなく、“本物”と出会うことで、“心の成長につながる”と確信しています。

 ④子どもの体験・社会参画は、子どもの「生きるチカラ」を育むことを目的に、子どもの自然体験や多様な体験活動の場を提供しています。そして、普及啓発を目的とした、「子ども体験フェスタ」を5月5日の子どもの日など年間2回、代々木公園で開催しています。他のNPO団体やグループ、大道芸人などとの協働で、厚生労働省の後援を受けた活動です。

 最後に、⑤子どもと高齢者の交流ですが、核家族化が進み、子どもが高齢者と出会う機会が減ってきています。少子高齢化社会への取り組みとして、子どもの視点から子どもと高齢者の交流を実施しています。

 以上、活動内容を紹介してまいりましたが、活動理念は、子どもが豊かに育つ地域社会・日本社会の創造です。子ども文化ステーションでは、できる限り子どもたちに対して多くの体験の場を提供したいと考えています。それは、子どもを持つ親の意識や体験、選択肢の幅の広がりも視野に入れています。そして、大人と子どもの関係は、大人から子どもへ一方的に何かを教える、与えるといった関係ではなく、大人も子どもも対等であり、互いに学びあえる存在だと思うのです。

 私たちが大切にしていることは、大人の都合や組織維持のための活動ではなく、社会や子どもたちにとって今必要とされていること、自分たちが本当にやりたいことをきちんと見極め、現場の活動をつくることを大切に、その時々に必要な連携、ネットワークを構築しながら、活動を取り組むことです。芸術文化を活用した福祉・子育て支援政策の一環としての「シアタースタート」プロジェクトの継続と全国への広がり、異文化交流と地球環境保全をテーマにした「中国内モンゴルにおける『日中子ども交流の森づくり』のための子ども植林」プロジェクトの継続と発展などのような事業を、今後も展開していきたいと思っています。

団体情報

所在地 331 - 0823 埼玉県 さいたま市北区日進町3-757-2 さいたま北NPOプラザ202
連絡先 048 - 653 - 0407 / kodomobunka05@ybb.ne.jp
(担当者:武藤 定明)
設立年月日 2005 年 10 月
活動エリア 日本ー埼玉県ーさいたま市 日本ー全国各地 中国ー内蒙古自治区呼和浩特市