チャリナビ - Charity NAVI

特定非営利活動法人
ブリッジエーシアジャパン

国際平和に貢献する/ 子どもをささえる/ 自然をまもる/ 途上国を応援する


①BAJが掘削した井戸が完成(ミャンマー)
⑥バイオガスを利用した街灯の設置(ベトナム)

団体概要

世界規模の問題に対し、地域から考え、行動を始めることで、解決の糸口を探しています。特にアジアの人々と連帯しながら、困難を抱えている人たちを対象に、技術習得の機会を設け、収入向上に繋げる場を提供しています。人々の相互理解のかけ橋となるよう活動しています。

チャリプラからのオススメコメント

 ブリッジエージア・ジャパンは、活動地域をアジアに特化した国際協力団体です。93年に設立されたBAJの最大の特徴は、難民や障害者、子どもや女性等、困難を抱えた人たちを対象に、収入向上につながる技術習得、職業訓練を通しての自立支援を実施している点です。単なるお金や物の支援ではなく、現地の人たちが自主的・能動的に活動できるような支援を一貫して行っています。

代表者からのメッセージ

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理事長 根本悦子

 ブリッジ エーシア ジャパンは、ベトナム、ミャンマーを中心に難民や障害者、子どもや女性等、困難を抱えた人たちを対象に、収入向上につながる技術習得、職業訓練を通しての自立支援を実施している団体です。

 ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)は1993年に前身である国際協力NGO「インドシナ市民協力センター」として設立しました。ブリッジ エーシア ジャパンという現在の名前に改称したのは、1994年の11月です。団体設立当初はベトナム戦争後の傷跡が残るホーチミン市の貧困地区を中心に、帰還難民やストリートチルドレンへの復興支援を行っていました。

 BAJでは地域に住む人々にとって健康で幸福な生活を送るためには今何が必要なのかを考え、現地の人たちが自らの力で地域社会を改善していけることを目的に、環境整備や支援活動を行っています。地域の人々と共生していくために、不安定な政情、宗教問題、言語や文化の違いを超えて、相互に理解し合うことを目的に、(1)技術習得や能力強化の機会の提供、(2)収入向上のための支援、(3)地域発展のための環境基盤整備の3つの目標を掲げて活動を開始したのです。

 1994年、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請を受けて、ミャンマー北西部のラカイン州で始まった帰還難民の定住促進活動のために、スタッフを派遣して調査を行い、1995年から本格的に支援活動を始めました。なぜUNHCRが日本のNGOを必要としたのか。それには理由があります。難民の帰還、再定住の促進には、車や発電機、船外機などの修理・整備が必要で、それらのほとんどが日本製の機械だったからです。

 活動現場であるマウンドーにUNHCRのパートナー団体として技術センターを開設し、車両・機械類の修理・整備を行うとともに、帰還難民に対して職業訓練を実施しました。技術を身につけることで、職を得ることができ、収入につながります。職業訓練は主にエンジンの修理、整備、溶接、板金、電気、大工、左官など、所得向上のための技術を習得していきました。

 その後、技術センター付近にレンタルショップを構え、自転車、トラクター、農機具などのレンタル事業も開始し、こうした機材で住民が農業の生産性を高めたり、日銭を稼いだりできるようになったのです。

 また技術訓練で意欲的に技術を学んだ若者には店の運営を行ってもらうなど、マネジメントも任せることで生活向上につなげていきました。

 1999年からはこの地の女性に対して裁縫技術の訓練等も行うようになりました。その結果、多くの女性が自らの手で収入を得られる技術を身につけるようにもなっています。

 子どもたちにもしっかりとした教育が受けられるように学校の建設にも取り組み、地域の発展に欠かせないインフラ整備、特に雨の多いこの地域では安易に壊れることのない橋が、インフラの確保や人々の衛生状態の確保には不可欠だったため、鉄筋コンクリートの橋の建設にも力を入れてきました。

 北西部のマウンドーとは対照的に、ミャンマーの中心部は年間降雨量が500mm程度の乾燥地域です。この地においては水の確保が重要な課題でした。1999年に井戸掘削の可能性調査を開始し、2000年からは散在する集落の水供給事業を本格的に開始しました。ここでも同じように技術の移転を実施し、技術の習得、自立支援を行っています。

 そして身に着けた技術を収入につなげるための場の確保も重要なミッションです。そこで、裁縫技術コース卒業生には店舗を借りて顧客を見つける場の確保や、計算の能力・接客の技術など、必要な訓練を行っています。また井戸を設置した村では村人を対象に、給水ポンプの保守管理ができるよう技術研修を行ったり、料金徴収のためのマネジメント講座を開催したりと、この地に住む人たちが自主的に運営できるように支援をしています。

 ミャンマーでの例を挙げてBAJの活動を紹介してきましたが、支援といってもお金や物資を提供するのではなく、“生きるためのノウハウ”を提供することを主眼に活動してきました。生活するためのインフラの整備とノウハウの習得、生活を向上させるためのマインドの育成など、現地の人たちと同じ目線に立ち、生きるために必要な知識と知恵と与えること、インフラの整備をすることで人材育成をしていくという、BAJならではのノウハウを団体設立以来一貫して行ってきました。おかげさまで自主的に、能動的にアクションを起こすグループができ始めています。このことは私たちにとって大きな喜びであり、次なる支援の活力につながるものです。今後もこのスタイルを貫き、困難を抱えた人たちに対して、自立のための支援活動を行っていきたいと考えています。私どもの活動にご理解のある企業や団体からの温かいご支援や専門的な技術指導などをお願いいたします。


団体情報

所在地 151 - 0071 東京都 渋谷区本町3-48-21 豊栄新都心マンション303号
連絡先 03 - 3372 - 9777 / onlinekifu@baj-npo.org
(担当者:伊藤 祥子)
設立年月日 1993 年 11 月
活動エリア ミャンマー-ヤンゴン ミャンマー-シトウェ ミャンマー-マウンドー ミャンマー-モーラミャイン ミャンマー-マグウェ ベトナム-フエ