チャリナビ - Charity NAVI

認定特定非営利活動法人
フローレンス

子どもをささえる/ 社会環境をささえる/ 被災者をささえる


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団体概要

子どもの熱や軽い病気の時に、安心して預けられる場所が圧倒的に少ない「病児保育問題」を、全国初の「非施設型+共済型」の仕組みで解決します。ひとり親の方には寄付を原資に、格安の病児保育サービスを。更には熱を出しても休める職場を作るため「働き方革命」を提唱し、企業研修などを繰り返し行っています。また、待機児童問題に対してマンション等の空き家を使ったミニ保育園「おうち保育園」を展開中。このような事業を通して「子育てと仕事、そして自己実現の全てに、誰もが挑戦するしなやかで躍動的な社会」を実現します。

チャリプラからのオススメコメント

 19世紀半ば、クリミア戦争に従軍し兵舎病院の衛生改善に寄与したF.ナイチンゲールのファーストネームから、団体名をとったフローレンス。その名前にふさわしく看護と保育の双方をカバーする活動は、日本における「非施設型の病児保育」の草分けです。また、病児保育問題の根底にある働く人々のワークライフ・バランスの問題にも切り込むなど、より根本的な社会的課題の解決のために尽力し続けている団体です。

代表者からのメッセージ

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代表理事 駒崎弘樹

 フローレンスは、子どもが熱を出したり病気になったりした時に、安心して子どもを預けられるシステム作り、いわゆる「病児保育問題」を解決する支援団体です。

 フローレンスの名前の由来は、病児保育という「看護」と「保育」の融合した領域に挑戦することから、看護の代名詞であるナイチンゲールのファーストネームから付けられました。

 設立のきっかけは、ベビーシッターをしている母親から、双子の子どもたちが交互に熱を出して仕事を休むことが重なり、それが原因で解雇された顧客の話を聞いたこと。自身が近所のベテランママ『松永さん』に3歳まで預けられていた経験から、松永さんに象徴される「地域が助け合う子育て」が消失してしまった社会の現状にショックを受け、地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会を作ることができないかと考え、フローレンスを設立。2005年よりサービスを開始しました。

 事業の核となっているのは、仕事と子育てを両立させるための地域密着型「病児保育事業」です。

 ベビーシッターがやらない病児保育をフローレンスは“専業”で行っています。最大の特徴は、施設を持たずに地域の子育てベテランママの家でお預かりするシステムを採用することで固定費を大幅に削減し、広域で活動できるということ。そして月会費制を採用し、積み立てた月会費から病児保育の必要経費をまかなう、いわば「保険型」の仕組みで良心的な価格でサービスを提供できるということです。さらに病児の世話をする「レスキュー隊」の出動保証もあるので、人手が足りなくていけないということがないようにスタッフの充実を図ることを積極的に行っています。

 さらに病児保育はいわば対症療法であり、より根本的な問題へアプローチしなくては病児保育問題を解決できないという視点から「ワーク・ライフ・バランス・コンサルティング事業」を推進しています。日本企業の99%は中小企業です。その中小企業に対して、企業風土を変えていくことで次世代に向けた人材確保につながるよう、積極的にワーク・ライフ・バランス施策導入を促しています。

 そして目指す未来は「ソーシャル・プロモーション事業」で展開しているような、病児保育という社会問題の認知度アップだけでなく、病児保育を前向きにとらえ、仕事と子育ての両立が「当たり前」の社会に変えていく中心的役割を担っていきたいと考えています。それには、女性・若者・アクティブシニアの潜在力の活用こそが、地域社会再生の決定的かつ戦略的な鍵であると考えています。

 ※フローレンスの活動は、拙著『「社会を変える」を仕事にする』(英治出版)をご一読くだされば幸いです。

団体情報

所在地 102 - 0072 東京都 千代田区飯田橋4-8-4 第二プレシーザビル502号室
連絡先 03 - 5275 - 1161 / spr@florence.or.jp
(担当者:請関 大輔)
設立年月日 2004 年 4 月
活動エリア 日本 【病児保育事業】 ・東京23区 ・東京都 狛江市/三鷹市/武蔵野市/調布市 ・千葉県 浦安市/市川市 ・神奈川県 川崎市/横浜市 ・埼玉県 川口市 【おうち保育園事業】 ・東京都内 【被災地支援事業】 ・福島県郡山市 ・福島県南相馬市