チャリナビ - Charity NAVI

認定特定非営利活動法人
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

人権をまもる/ 国際平和に貢献する/ 子どもをささえる/ 途上国を応援する


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梨乃ちゃん圧縮

団体概要

フリー・ザ・チルドレン(Free The Children)は1995年、カナダにて当時12歳のクレイグ・キールバーガー少年によって設立された国際協力団体です。
フリー・ザ・チルドレンのフリー(Free)という英語は、「解放する、自由に する」という意味です。つまり、団体名は「子どもを解放する、子どもを自由にする」という意味を持っています。
フリー・ザ・チルドレン(Free The Children)の設立者は、12歳の少年 だったこともあり、 子ども自身が行動することを大切にしています。つまり、「子どもが子どもを支援する国際協力」を合言葉に活動しています。
子どもや若者は助けられるだけの存在ではなく、自身が変化を起こす担い手であると考えています。彼らが自由に、自分の持つ最大限の力を発揮して、貧困や児童労働のない世界をめざし行動を起こせる環境づくりに取り組んでいます。

チャリプラからのオススメコメント

この団体は子どもが自発的に、世界の子どもたちを取り巻く環境や問題を知り、それらを解決するための活動している団体です。その活動は世界に広がり、現在では25カ国でこの活動が行われています。また日本国内でも活動が広がっており、今後はより一層学校や地域とのつながった活動が展開されることを目指しています。

代表者からのメッセージ

(左)代表中島

中島 早苗

 こんにちは、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(以下FTCJ)の中島早苗です。チャリティプラットフォームさんを通じて当団体の活動をお伝えさせて頂けますこと、大変嬉しく思っております。

 私たちFTCJは、1995年にカナダで設立されたFree The Children(フリー・ザ・チルドレン)の日本支部として1999年に活動を開始した国際協力団体です。私たちの母体組織であるFree The Childrenを立ち上げたのは、当時小学校6年生で12歳のクレイグ・キールバーガーという少年でした。

 クレイグは、毎朝新聞のマンガが好きでいつも楽しくマンガを読んでいましたが、ある朝、新聞に手を伸ばすと
「児童労働廃絶を訴えるパキスタン人の活動家少年、殺される!」
という見出しがあり、目が釘付けになり記事を読み進めました。

 パキスタン人の活動家イクバル・マシーは非常に家庭が貧しく、両親には多くの借金があったため4歳のときにじゅうたん工場に売られ、奴隷のように毎日働かされました。まだ小さく幼いイクバルにとって遊ぶことも休むことも学校に行くことも許されず、失敗すると体罰を受けるなどし、その毎日はとても辛い日々でした。しかし、現地のNGOに10歳のときに救出され、ようやく自由になりセラピーを受け、その後、児童労働の惨状を訴えるため自身の体験を話す活動家になり欧米をまわって遊説をしていました。

 しかし、祖国パキスタンに戻った若干12歳のイクバルを何者かが銃殺したのです。恐らく、イクバルの活動を良く思わなかったじゅうたん工場オーナーなどが黒幕にいるのではないか、といわれていますが、真相は闇の中のままです。

 その記事を読んだクレイグは大変ショックを受け、次から次へと疑問がわいてきました。「なぜ、ぼくと同い年のわずか12歳の子どもが、学校にも行かずに働かなければいけないのだろう? どうして、殺されなければならなかったんだろう?」

 クレイグの疑問は怒りとなり、このように子どもが搾取され虐待を受け、働かなければいけない児童労働の現状をどうにかしてなくさなくてはいけない、と思いました。同じ子どもとして社会に声を上げ、困っている子どもたちの現状を変えなければ、という思いがわき、クレイグは友人に呼びかけ、「子どもを自由にしよう!」という願いを込めてFree The Childrenを立ち上げたのです。最初はわずか13人の子どもたちとクレイグの自宅を事務所代わりに活動をはじめました。

「子どもによる子どもへの国際協力」というスローガンで、12歳の子どもによるグループとして始まったフリー・ザ・チルドレンですが、現在は世界40カ国以上にそのネットワークは広がっています。

 日本で活動が始まったきっかけは、私自身が1997年にアメリカのNGOにインターンをしていた時にクレイグ少年とフリー・ザ・チルドレンの活動についての記事が雑誌で紹介され、それを読んでとても感銘を受け、フリー・ザ・チルドレンにメールを送ったことから始まりました。それに対して「メールありがとうございます。いつか、日本の子どもたちにも活動が広がればいいですね。」という返事をもらいました。当時はそのメールに対し特に自分で何かをしようとは思わず、いつか、日本の子どもたちも立ち上がればいいな、と思う程度でしたが、ある日、アメリカ人の友人から、「日本の若者は自分の意見を人前で表現することは苦手だと思うけど、なぜ?」と聞かれ、日本人の特性について考えるようになりました。日本では、協調性は重んじても、個人の意見や違いを尊重しあう文化はまだ未熟かもしれない、と思いました。

 そんな時、フリー・ザ・チルドレンの「子ども自身が声を上げ社会を変えていく」という理念を思い出したのです。もし、この考えが日本に紹介され、子どもたちに根付けば、日本の社会はもっとより良いものになり、子どもたちから世界をも変えることができるのではないか。そこで、私の友人数名とフリー・ザ・チルドレンを日本の子どもに紹介することからはじめよう、ということになりました。最初はおとな数名で始めたのでなかなか子どもは集まらず大変でしたが、現在は、300名ほどの高校生以下の子どもがメンバーとなって活動しています。最年少のメンバーは小学校3年生です。

 フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの目的は、二つのFree=解放 を掲げており、
 1) 貧困や児童労働から子どもを解放する。
 2) 「子どもは無力だ」という考えから子どもを解放する。
というものです。

 世界の子どもたちが貧困から解放され、子どもの権利が守られ、子ども自身が声をあげ、より良い世界をつくられることを目指し、これからも多くの方たちと活動していければと願っています。

団体情報

所在地 157 - 0062 東京都 世田谷区南烏山6-6-5 安藤ビル3階
連絡先 03 - 6321 - 8948 / jimukyoku@ftcj.com
(担当者:原元 望)
設立年月日 1999 年 1 月
活動エリア 日本・全国 インド フィリピン モンゴル ケニア ハイチ