チャリナビ - Charity NAVI

school
child

団体概要

無料提供して頂いた品物を販売し、その収益金で主にカンボジアへ教育、自立、医療支援などを行っています。チャリティーショップや支部は、無償で働くボランティアスタッフが支え、店舗等は格安でお借りするなど、あらゆる協力の上で成り立っています。「一人ひとりの力は小さくても、集まれば大きな力になる」がモットーです。あなたも世界の誰かのために、ボランティアしてみませんか?

チャリプラからのオススメコメント

香川県に3店舗、福岡と広島に各1店舗の5つのチャリティ・ショップを運営するセカンド・ハンド。家庭で使っていない衣類や食器などをチャリティーショップやバザーで販売し、その収益を国際協力の資金源としています。助成や寄付に頼るだけでなく、物販の収益により資金を得る仕組みによって、運営を安定させています。また、市民が手軽に国際協力に参加することができ、リユースを通じた環境保全にも参加できることが、この法人のビジネスモデルの素晴らしい点です。

代表者からのメッセージ

Cathy Hirano

代表理事 平野キャサリン

 セカンドハンドは、チャリティーショップの売上を資金源として、主にカンボジアにおける教育・自立支援、国内での人材育成事業などを行っている国際協力団体です。

 1994 年に創設者の新田恭子さんが、日本ユネスコ協会連盟主催の青年ワークキャンプでカンボジアを訪れ、学校の図書室の修復を手伝った際に、図書館に肝心の本がないということを知り、「学生たちに本を届けよう」と思ったことが、セカンドハンド設立のきっかけでした。内戦で家族を亡くした同年代の青年に話を聞いたり、内戦の影響が未だに残る姿を目の当たりにし、「同じアジアに住む人間として何かしなければ」と思い、立ち上がりました。

 援助資金はイギリスで知ったチャリティーショップのシステムを取り入れることにしました。チャリティーショップは一般市民や企業からの無料提供の品物を販売し、経費を除いた売上金すべてを支援に充てるシステム。こうして市民や企業からの“善意”で集められた資金を、現地のニーズをつかんだ上で、どのように使われ、どういう効果を得たのかまで見届けているという点もセカンドハンドの特徴だと思います。現地に何度も足を運び、この目で実際に確かめるためのスタディーツアーも毎年実施し、現地の状況を年に4回発行するニュースレターで報告しています。多くの方々の“善意”を背負っている立場ですので、しっかりと経緯と結果を報告する責任があると痛感しているからです。

 カンボジアにはポル・ポト政権時代に次世代の担い手、教育を受けていた多くの人材が虐殺されたという歴史があります。

 まず必要なのは教育支援だと考え、学校の建設を始めました。今年(2008年)で15年目になりますが、16校(建設中も含む)の学校が建てられています。こうしたハードだけでなく、奨学金支援や識字教育などの支援も行っています。

 また、農村部で職業訓練による自立支援も行っています。産業がない地域で農地も持たない人たちが現金収入を得るためには出稼ぎに出るしかありません。そういった地域で女性がだまされ、人身売買の被害に遭うケースが多発していました。そこで、女性たちが現金収入を得られるよう職業訓練プロジェクトを実施しました。地元から選んだ人材を指導者として1年かけて育成し、香川県内で集めた足踏みミシンを使って地元の女性たちに技術を指導し、さらにそこで作られた商品をセカンドハンドが定期的に購入してチャリティーショップの店頭で販売するという事業です。この事業を通して多くの女性たちが現金収入が得られるだけでなく、彼女たちが誇りを持って生きられるようになったということに、大きな意義があると思っています。

 この他、孤児院への支援や医療施設の建設や他団体と連携してカンボジアに救急搬送システムを構築する事業などを実施しています。

 逆にカンボジアから学ぶことも多々あります。スタディーツアーはもちろん、現地NGOスタッフやスラムの学生たちを日本に招き、高校などで交流事業を実施するたびに彼らから学び、気づかされることが多いと実感しています。こういった交流の機会を活かした国内での人材育成事業にも力を入れています。セカンドハンド学生部「小指会」もそのひとつです。小指会のメンバーがある事業を通して「自分たちにも世界を変える力があるんだ」と実感したように、世界平和を祈るだけでなく、小さなことからでも行動する人材を育てたいと考えています。

 セカンドハンドがここまで活動を展開できているのも多くの人のおかげであり、何かしたいと思う人や企業の、その思いを生かし、つないでいるというところもセカンドハンドの特徴と言えます。集荷を手伝う運送会社、レジ横でカンボジア商品を置いて販売を手伝う飲食店、データ整理を協力する情報処理会社など、様々な人たちがそれぞれできる範囲で関わっています。

 今後も知恵を出し合って進化させ、今の状況を見ながら、次のステップを踏んでいく。セカンドハンドが発信の場となって、困った人がいれば手を差し伸べ、行動するという基本的な理念に賛同してもらえる方々や企業がもっともっと増えてくることを期待します。私たちが目指すのは、よりよい社会、平和な世界なのですから。

団体情報

所在地 760 - 0055 香川県 高松市観光通1-1-18
連絡先 087 - 861 - 9928 / jimukyoku2hand@yahoo.co.jp
(担当者:渋谷 壮平)
設立年月日 1994 年 5 月
活動エリア ・カンボジア王国-プノンペン、スヴァイリエン、バタンバン ・日本-香川、宮城