チャリナビ - Charity NAVI

4008 (c) Lori Waselchuk-CARE
Rehabilitation efforts in Banda Aceh, Indonesia as of June 1st, 2005.

団体概要

CAREは、世界70カ国以上で人道支援活動を行う世界最大級のNGOです。現在、11,300人の高度な専門知識をもつスタッフが、年間12,200万人に対し支援活動を実施しています。特に、途上国において最も弱い立場にある「女性や子どもたち」に焦点をあて、人々の自立支援を行っています。70年近くにわたる貧困の根絶に向けたその活動は、国連や各国政府の高い評価を得ており、世界33万人の支援者に支えられています。

チャリプラからのオススメコメント

長期ビジョン2020を策定し、女子教育、生計向上、母子保健の3領域に注力することで、「女性と女子」の自立支援を通じて貧困のない社会を目指している団体です。最も弱い立場に置かれた人々や、支援の届きにくい地域の人々に、現地協力者との連携を大事にしながら確実に支援を届けていくことを、 さらには、 緊急支援の能力を高め、国内外の自然災害に対し、より迅速かつ効果的に対応することを目標に掲げ、世界70カ国以上に及ぶ世界有数の国際協力NGOたるCAREの現地窓口と一丸となって活動しています。

代表者からのメッセージ

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理事長 五月女英介

 私がNGOを通して国際支援に携わるようになって15年程が経ちますが、日本のNGOに従事した頃は、まだまだNGOへの理解は低く、「政府の国際支援と違うのですか」「ボランティア(無給)で大変ですね」などとよく言われました。しかし、阪神・淡路大震災でのボランティアや市民組織の活躍があり、その後の「特定非営利活動促進法(NPO法)」の整備により日本社会のNGO観もかなり変わってきました。また、日本の特殊な寄付文化事情から財政基盤が弱く、一般企業のような給与水準ではないものの、海外のように、NGOでプロとして給与をもらって働く人々が増えてきました。それでもまだまだ寄付文化を変えて、NGOの財政基盤を改善していく必要があります。政府からの委託金や助成金に頼り、事業を実施することは可能です。しかし、そのような組織が、市民団体と呼べるかは疑問です。当財団の向かう方向は、欧米のような市民が支える団体になることでしょう。
 CAREは世界有数のNGOで、20年以上にわたり、日本においても国際的なネットワークをもつ「国際NGO」として活動してきました。一方で、「日本のNGO」としての認知が十分ではないと実感しています。日本の団体である以上、日本の人々に支えられた日本の市民団体として認知されるべきでしょう。当財団が、国際的なネットワークを活かした「国際NGO」という側面と、「日本の市民組織」という側面を兼ね備えた組織になるように努力していきたいと考えています。
 そして、日本の国際支援において、当財団の存在意義は何かということの追求です。CAREの特徴は、他の多くの支援団体と比較して、次の3つに集約されます。まず、
 ①支援の行き届いていない地域、ほかの援助機関が行かないような地域でも、支援が必要であれば、可能な限りそこに支援を届ける点です。援助の現場では、ロジスティクス(輸送手段)の点からどうしても首都や大きな都市、あるいは主要幹線道路に近い場所を支援対象地に選定する傾向があります。しかし、そのような場所から離れた所の方が、ニーズが高く支援サービスが求められています。次に、
 ②支援を必要としている人に、確実に支援が届くようにする点です。サービスは提供するだけではなく、そのサービスが本当に役立っているのか確認することも重要です。支援実施後のフォローアップや定期的な視察などのモニタリングや評価を行い、確認作業を必ず実施します。また、支援サービスを受け取る方々(受益者)にも支援のサイクル(準備・計画、実施、モニタリング、評価)に積極的に参加してもらうことで説明責任と透明性を確保しています。最後に、
 ③包括的支援を行っている点があります。団体によっては、ある分野に特化したところもありますが、CAREは様々な分野の支援活動を実施しています。最近の区分では、「農業と自然資源」「教育」「保健」「HIV/エイズ」「栄養」「経済開発」「水と衛生」などに分かれています。そして、気候変動に対する取り組みが近年は大きな課題としてあがっており、戦略的な取り組みを検討しているところです。これらの特異性を多くの方々に伝えて、新たなご支援やご協力を得ることに力を注ぎ、CAREが日本で愛され、その使命を全うするように、支援者の皆様、一般市民や企業の方々をも巻き込む活動の将来像を描いています。

団体情報

所在地 171 - 0031 東京都 豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
連絡先 03 - 5950 - 1335 / bokin@careintjp.org
(担当者:マーケティング部 個人寄付担当)
設立年月日 1987 年 5 月
活動エリア 世界約70か国(日本事務所は、主にアジアやアフリカ諸国で事業を展開)