チャリナビ - Charity NAVI

特定非営利活動法人
アジア太平洋こども会議・イン福岡

国際平和に貢献する/ 地域を応援する/ 子どもをささえる/ 教育を考える/ 社会環境をささえる


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団体概要

 毎年、アジア太平洋の約40の国と地域から約350人のこども大使が福岡にやって来るアジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)。子ども大使は、全員11歳。ホームステイなどを通して、色々な国際交流プログラムにチャレンジします。枠を超えた友情の輪、平和な社会の創造、世界的なヒューマンネットワークが広がることを応援しています。

チャリプラからのオススメコメント

 89年に福岡市で開催されたアジア太平洋博覧会以来、20年にわたり、アジアの子どもたちを「子ども大使」として受け入れているアジア太平洋こども会議・イン福岡。福岡を拠点にグローバルな活動を展開する本団体は、これまでに、46の国・地域からの子どもたちを、5000世帯を超えるホストファミリーを通じて迎え入れています。さらに、日本の子どもたちの海外派遣にも力を入れており、これまでに2000人近い日本の子どもたちが、30か国に派遣されているなど、子どもの国際交流に長年尽力している団体です。

代表者からのメッセージ

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理事長 麻生 泰

 アジア太平洋こども会議・イン福岡は、メンバー全員がOMOIYARIの心を持った地球市民となり、こども達の笑顔あふれる世界の実現をめざしている団体です。

 今年で20周年の節目を迎えるアジア太平洋こども会議・イン福岡。1989年に福岡市で開催されたアジア太平洋博覧会にその原点があります。この博覧会で福岡青年会議所が中心となり、アジア太平洋の35ヶ国から約1000人のこども大使を招聘し、福岡県内の家庭にホームステイをするという事業を開催しました。この事業をきっかけにアジア太平洋各国の人々との交流ができ、日本のこども達にとっても“世界”を知るよい機会となりました。

 本来はこの年1回限りのイベントでしたが、行政や財界、イベントを主催した青年会議所のメンバーやホームステイの受け入れ家族、こども達等からもっと続けていくべき意義のあるイベントであるとの声を受け、2回以降も継続して事業を行うこととなりました。また2002年にはNPO法人格を取得しました。

 現在では46ヶ国地域との交流があり、ホストファミリーを経験した家庭も5489世帯にも及ぶほどの福岡の大きなイベントの一つとなっています。

 第6回開催の1994年以降は、アジア太平洋諸国からの招聘事業だけでなく、日本からもこども達を海外に派遣するようになりました。現在までに派遣した国は30ヶ国、延べ1926人のこども達を送り出しています。

 招聘事業で福岡にやってくるこども達は皆11歳(小学校5年生位)です。この年代のこどもはまさにこどもから大人へと心身ともに成長する多感な時期です。この年代に他国の同世代のこども達と言葉や肌の色、宗教や政治の違いを超えて交流を深める体験をすると、情報に左右されない眼で相手を見ることができますし、ひいては相手のことを思いやることができるようになります。

 インドとパキスタンのこども達の交流でのことです。こども達がサッカーで遊んでいるうちにささいなことでケンカになってしまったことがありました。この両国の間にはカシミール問題があり、こどもであっても親やメディアからその情報は耳にしています。そんな両国のこども達がケンカの後仲直りをして、またサッカーで遊ぶようになったのです。その時にこどもが言った一言がとても印象的でした。「あいつ、悪い奴じゃないんだな」と。

 国同士が争っていても、同じ人間同士だという目で見れば悪い人ではないとわかる。その気づきこそがとても重要なのです。多感なこどもだからこそ情報に染まらない純粋な視点での気づきがあります。地球という同じ星で生きている人間であり、悪い奴じゃないという純粋な気づきこそが、未来の平和へとつながるものだと思います。

 私たちの活動の目的は世界平和です。国際交流を経験した卒業生が「ブリッジクラブ」という組織を作っています。当団体のキャッチフレーズである“We are the BRIDGE”には、国際交流を経験した人々が世界をつなげる橋となるという意味合いもあります。現在では各国に21のブリッジクラブがあります。

 ブリッジクラブの活動とは、大人になった今、OMOIYARIの心を持って、世界平和に向けて足元からの行動を起こすという活動です。例えばタイのブリッジクラブのメンバーは、募金活動をしてその寄付金でエイズのこども達のために図書館を建てました。ネパールでは、ストリートチルドレンの施設で歯科検診を行い、歯ブラシと歯磨き粉を渡し、歯磨きの大切さを伝える活動などを行っています。

 ブリッジクラブは現在14ヶ国ですが今後さらにその数を増やし、46ヶ国地域すべてに作っていきたいと考えています。また各国のブリッジクラブが横のつながりを持ち、さらに連携していきたいと考えています。

 この20年間はこども達の「気づき」の場を提供する事業を中心に行ってきました。そしてこれからは「気づき」から「アクション」に移すべく、「ウイングキッズプログラム」という今年度立ち上げた育成事業を通じ、日本のこども達が真の国際人となるよう言葉、文化、心の教育につなげていきたいと考えています。

 日本という枠組みだけではなく、グローバルな視野を持てる国際人を育て、世界平和への架け橋となるべく教育活動をこれからも行っていきたいですし、福岡が世界に誇れるイベントであるということをもっと福岡市民一人一人にアピールして、参加の意識を高めていきたいと考えています。

団体情報

所在地 810 - 0001 福岡県 福岡市中央区天神1-10-1 福岡市役所北別館5階
連絡先 092 - 734 - 7700 / kaijo@apcc.gr.jp
(担当者:海上 愛)
設立年月日 2002 年 2 月
活動エリア 日本-福岡