チャリナビ - Charity NAVI

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団体概要

東京都江戸川区で、障害児の学童クラブや乳幼児の子育て広場などをおこなっています。

チャリプラからのオススメコメント

最初は発達障がい児を持つ家族が始めたスイミングサークルでしたが、サークルの参加者どうして様々な課題を見つけて活動を広げてきた団体です。気付いた問題を他人任せにするのではなく自発的に取り組み、現在はNPO法人として活動しています。

代表者からのメッセージ

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代表 押尾 洋子

 1991年、地域で仕事をする中で知り合った子ども達とそのお母さん達と一緒に、
スイミングサークル「おっとっとくらぶ」を立ち上げました。
 自分の経験の中で、子ども達にとって水の世界が色々な刺激を与え、
発達を促すことを感じていました。
 また、お母さん達の中にもチャレンジしてみたいという気持ちがあったのですが、
当区には子ども達が通える施設がありませんでした。 
  私自身は、「どこか」やっているところを探し、
紹介すれば良い程度に考えていたのですが、
ある方に「どこか・・・ではなく気づいた人(あなた!)が、なぜ始めないの?」
とアドバイスされ・・・

 本当に単純に「できるかな?」
ではなく「やってみよう!」
という気になったのです。
 この「気づいた人が始めれば良い」という発想が、
小さなスイミングサークルがNPOになるまでのきっかけになっています。
 パオパオくらぶには、身体に障害を持つ子ども達や、
コミュニケーションが苦手な子ども達など様々な障害を持つ子ども達が集まってきました。

 プールの時間が終わると皆で、
お茶を飲みながらおしゃべりして・・・沢山の情報交換や、愚痴や不安を語り合いました。「おっとっと」は午後早い時間帯でしたので、子ども達が大きくなるに従い、通えなくなってくる事、また小学校に上がっても、子ども達だけで地域で遊ぶことが殆ど無い事を知り、次に放課後地域で遊ぶ障害児学童クラブ「パオパオくらぶ」を立ち上げました。「パオパオくらぶ」も宣伝は特にしなかったのですが、当区で始めての団体だった事や通ってくるお母さん達の口コミで、会員さんが増えていきました。

 障害児にとって放課後は通院か訓練等、親子で出かける以外は殆ど家の中ですごしている現状も見えてきました。

 そして子ども達にとっては、学校でも家庭でもない第三の場(地域)で、他の子ども達と公園に行ったり、乗り物に乗って出かけたり、買い物やクッキングを楽しんだり・・・沢山の経験を広げる事が発達を促す事に繋がるのではないかという思いを強くしていきました。

 活動を続ける中で、障がいを持つ子どもとその家族を支援する為に必要な事、必要なのに当区では、まだ実施していない事に目をむける必要性を強く感じました。事業の幅を持たせ、安定した運営をしていく為にNPO法人を取得しました。

 現在は放課後支援のみならず、広く子ども達とその家族を支援しています。

 そのひとつに「子育て広場」があります。ここでは会員のお母さん達が自分の子育て経験を活かし、地域の若いママ達をサポートしています。その中で、発達に不安を抱える子どもには、専門家の個別相談を設定し療育機関の紹介もしています。また、おもちゃ図書館としての機能も持っています。

 もうひとつ、生活支援として、ヘルパーステーションも立ち上げました。ここも障害児達とその家族を支援する為のものです。学校の送迎、休みの日の活動、入浴介助や時には銭湯に行く事もあります。今後、多くのヘルパーが確保できれば、安定して収入を得る事もできると考えています。しかし、資金と人材確保については常に問題を抱えています。

 資金面では、区に交渉を重ね補助金を頂いていますが、会員さんの自己負担も大きいのが現状です。補助金も、今回の自立支援法の変更で、先行きが見えません。

 子どもの障がい状況で受け入れを拒否したりせず、どんな重度の障害を抱えていたとしても支援したいと思っておりますし、その事が、他の団体とは決定的に違うところです。また、日々の活動内容から、子ども1人に対し、2,3人のスタッフが必要な事もあります。

 スタッフは、若くやる気のあるメンバーをそろえていますが、それでも、障害についての理解を深めたり、継続して仕事をしていく意欲を高めたりする為に充分な研修や賃金を保証しているとはとても言えない状況です。ただ、関わっている人々の善意に支えられて運営しているのが現状なのです。


 今後も、障害児に対しクオリティの高い支援をしていくためには、資金と人材確保が欠かせない条件であり、それが課題です。 

 原文は、「障害」が「障がい」、障害児は、「障がいを持つ子ども」と表記されていました。現在、「障がいを持つ子ども」で検索される機会より、「障害児」と検索されることが多い為、表現を変更させて頂きました。1人でも多くの方に障害について知って頂くことが目的ですので、ご了承ください。

団体情報

所在地 134 - 0091 東京都 江戸川区船堀1-1-2
連絡先 03 - 3689 - 4642 / pao2_club@yahoo.co.jp
(担当者:木屋 英二)
設立年月日 1998 年 9 月
活動エリア 日本 東京都