私たちチャリティ・プラットフォームは、「何かしたい」という気持ちと、多くの方からの支援を必要としている非営利活動団体やプロジェクトを、繋いでいく「プラットフォーム」です。
信頼できるNPO/NGOのデータベースの運営を柱に、個人、団体、企業の枠を超え、日々の生活のなかに「社会貢献」が自然に存在するような、そして「何かしたい」と思った時にすぐにアクションを起こせるような、そんな「プラットフォーム」的な存在を目指して活動しています。
チャリティ・プラットフォームは、2007年に、父、村上世彰が、「日本では、必要なところに資金が届く仕組みができていない。必要なところに必要な資金が継続して循環していく仕組みを創りたい」という想いで自ら寄付を行い、立ち上げたNPO法人です。
私が高校生であったころから、父が日本における社会貢献の在り方に問題意識を持ち、どうすれば一回の寄付に留まらず、社会全体の社会貢献意識とその仕組みを安定的かつ発展的なものにすることができるのかということを、NPOに携わる知人と繰り返し議論していた姿を見て参りましたので、設立当時、父の想いがチャリティ・プラットフォームと言う形になったことを大変嬉しく思い、これまでも陰ながら活動を応援して参りました。
設立後、チャリティ・プラットフォームでは、一定の基準を満たした寄付先を比較・検討できるチャリナビ(チャリティ・ナビゲーション)の構築・運営、5億円を超える助成、新たな寄付の形を創りだす施策として一般財団法人ジャパン・ギビングのインキュベーション、企業連合型のチャリティ・キャンペーンSayLOVEの実施などに挑戦し、日本の寄付文化の発展に少なからず貢献することができたと信じております。
そしてこの度、父の想いを継ぎ、チャリティ・プラットフォームの代表理事に就任することとなりましたが、これまでの活動に留まらず「想いと活動を繋ぐ」プラットフォームとして、私たちに何ができるのか、何をするべきなのかを継続的に検討し、私たち家族の社会貢献の一つとして、資金が循環する社会の仕組みづくりに取り組んで参りたいと思います。